現在保有している銘柄の中でもポートフォリオの重要な部分を占める銘柄について、その保有目的や狙い、現況および今後の展望についてを記載していきます。
ここで記述する銘柄は全部で11銘柄で、現在のパフォーマンスを考慮しない取得時の総額は¥8,586,570(NISA ¥3,955,450 / 特定 ¥4,631,120)です。
なお、保有額の小さい銘柄や株価が著しく下がっている銘柄、直近ではテーマ性が薄い銘柄など、現時点では重要度が低い銘柄については追って別日に記載していきます。
ブロードメディア(4347)
- 初買付日 : 2015年前半
- 保有金額 : ¥2,247,600(NISA¥1,497,600 / 特定口座¥750,000)
- 取得単価(保有数) : NISA 1,248 (1,200) / 特定 1,250 (600)
- 目標株価(評価損益率) : 4,050(約350%)
株を始めた際に初めて保有した銘柄。始めたばかりということで今考えると右も左もわからなかったことに加え、人に勧められるがままに購入した銘柄ということもあり、一時は評価額が購入初期価格の5分の1以下にまでなりました(@2,000程度 ⇒ @400上場来安値)(笑)
途中でナンピンを繰り返したこともあり、現在の取得単価は@1,250程度まで下がっていますが、そのおかげで逆に保有額は220万ほどになってしまっています。ロールオーバーも何度もしてきており、その都度NISA枠が食われてしまったのが悔しいところ。とりあえず仕方がないと我慢の日々。
現在のトータル保有額が1千万程度であることを考えるとその内の20%以上を占めるような状態となっており、ポートフォリオに対する影響が非常に大きくなってしまっています。この銘柄次第で全体の評価額が大きく変動してしまう状態です。
今後の展望について
一時@400になってしまった株価も現在は@1,000程度で安定してきました。底値からは2.5倍ということになります。銘柄としてここまでは色々ありましたが、現在は安定した黒字を出しており、昨年度2022年3月期より復配も。現況からみると今期2023年3月期も最終的に上振れ着地する可能性も低くないように見受けられ、少なからず期待が高まります。ただし、翌年度以降については牽引する教育と技術事業がここから更にどこまで業績を伸ばせるか状態を注視していきたいところ。
業績については上記の通りですが、現状すでにある程度の水準まで回復および上がってきている事実があるので、どちらかというと株価に対してはあとは材料次第と言えるのではないかと考えています。デジタルツインやeスポーツ、クラウドゲーミング技術を用いたクラウドサービス、更にはサイバーセキュリティにも絡むなど、とにかく大きな材料となりそうなものは豊富ですので、業績と相まって値をぶっ飛ばしてくれることに期待です。
近い銘柄でシリコンスタジオ(3907)が先日の上方修正でストップ高を付けた(@1,316 ⇒ @1,616)のがくやしいところ。業績は圧倒的にブロメが上回っているにもかかわらず、こっちは株価に全然反映されてこないところにフラストレーションが溜まる状態です。
最終的に飛びに飛べば2013年5月末に付けた@5,500までの可能性を考えますが、とりあえず2014年の高値@4,100に近いところを目安に様子見です。この数字でも底値からのテンバガーですが、果たして到達できるでしょうか。一瞬のタイミングを狙いに行きます。
ソースネクスト(4344)
- 初買付日 : 2020年2月後半
- 保有金額 : ¥858,100(NISA¥508,300 / 特定口座¥349,800)
- 取得単価(保有数) : NISA 391 (1,300) / 特定 349.8 (1,000)
- 目標株価(評価損益率) : 1,200(約300%)
購入したのはコロナ暴落が始まる本当に直前の2020年2月。保有してる株価とチャートから判断するに2月21日の週に買付していると思われます。NISAおよび特定口座にて同じタイミングで買付を行いましたが、特定口座は@300程度の所でナンピンしているため、取得単価が下がっています。初期の買付額は約¥200,000。ナンピンは約¥150,000のようです。
買付以前より注目していたこともあり、上記で述べたコロナ暴落が始まる直前に高値(@773 / 2018年10月24日)から半値が近くなったことや年初から大きく落ち込み始めたことでチャンスだと思い買付。速攻で暴落し、@211まで落ちたので、いきなり評価額が半分ほどになったことになります(笑)コロナバブルで一時的に値を戻したものの、コロナによる業績急悪化でさらに暴落。直近底値である@142(2022年2月24日)までいきました。
こちらもポートフォリオの10%弱を占める割合となっており、値動きによっては全体の評価額への影響が大きくなっている銘柄の一つです。
今後の展望について
上記で述べた@142からコロナ規制緩和による思惑で@300を超える所まで戻してきました。既に底値からは200%を超えるパフォーマンスです。ここまで一気に戻してきたのには元々値崩れを起こし過ぎていたのも要因としてあるでしょう。@773から@142ということで、実に5分の1以下ですからね。決算は引き続き大赤字状態ですから、この段階でここまで一気に戻してくれたのは嬉しい想定外でした。今後はこのままどこまで思惑で値を伸ばせるか、そして、業績がどこまで戻ってくるかが大きなポイントとなります。アメリカでのポケトークの販売が好調なようで、なにげに円安メリットを受けています。日に日に円安が進む中、アメリカでの販売が加速していれば赤字を一気には無理でも、想定より大きく取り戻す可能性もありそうで、思惑に業績が絡んで値を飛ばすことに期待です。状況を注視しながら最終的には@1,200程度まで上がることを想定して保有していきます。
JT / 日本たばこ産業(2914)
- 初買付日 : 2019年12月27日
- 保有金額 : ¥978,160(特定口座)
- 取得単価(保有数) : 2445.4 (400)
- 目標株価(評価損益率) : 2,950(約20%)
配当金狙いで購入。2019年12月の権利を狙って買付したつもりが、当時はまだまだ知識が浅くよくわかっていなかったこともあり、権利付最終日から一日遅れた27日に買付。¥30,000分の権利を逃すと共に、株主優待一回分の権利も逃すくそっぷり(笑)そこからあれよあれよという間に@1796.5まで下落。一度も上昇することなく、すべての権利を逃しながら30%弱も下落するなんとも言えない状況に。あほすぎる(笑)先日ようやく取得単価を越える所まで初めて値を戻しており、これまでの2年分の配当を考えるととりあえずプラス圏で推移するようになりました。
保有額はポートフォリオの10%程度を占めていますが、一日の値動きの変動が良くも悪くも小さいため、全体の評価額への影響はさほどではないです。配当狙いと書いたように、とりあえずある程度大きな配当金が入ってくるのはひとつの魅力で、それを目的として当初はこのまま保有数を積み上げていく算段でした。しかし、まだまだ私の資本が大きくない状態においてはキャピタルゲインを狙っていく必要があると考え直したことやJTの事業の構造から将来的なことに懸念も感じているため、現在はタイミングを見て売却を検討中。
今後の展望について
とにかく現在の円安は業績にとって非常に追い風です。どのような決算を出してくるかはわかりませんが、この爆速的な円安を考慮すると今期は過去最高益を更新する可能性すら秘めていると考えています。基本的には業績に悪影響を及ぼすようなよほど変なマイナス要素がない限り、最高益とは言えずとも上方修正とある程度の増配は既定路線ではないでしょうか。それに伴い、株価も@3,000弱は見込めると予想しています。すべてが想定通りであれば、ですが(笑)
打って変わって来期以降ですが、この円安の好影響がいつまでも続くとは個人的には考えていません。一瞬の弾みで今度はものすごく爆速的に円高に振れていくのではないかとみており、早ければ2023年の年明けや2023年度の始まりである4月頃にはその兆候が見え始めるのではないかと考えています。根拠ですか? ”相場の感” ってやつです(笑)笑い話ではなく、相場には動物的な感や経験的な感は絶対的に重要且つ必要なものであり、そういったものを頼りに未来を読んで勝負することは非常に大切と考えています。経営にもそういった部分があると思います。話は逸れましたが、それを想定して遅くとも今期の最終決算発表である2023年1月末までには売却したいです。場合によっては年明け前の早期売却も想定していますが、とりあえず株主優待はこの12月が最後となっていますので、値動きを見ながら可能な限り最後ぐらいもらっておきたいですね。配当もありますし。
住石ホールディングス(1514)
- 初買付日 : 2022年6月13日(特定) / 2022年9月29日(NISA)
- 保有金額 : ¥1,000,420(NISA¥689,700 / 特定口座¥310,720)
- 取得単価(保有数) : NISA 209 (3,300) / 特定 194.2 (1,600)
- 目標株価(評価損益率) : 600(約300%)
みなさんは現在のウクライナ情勢に係わる資源エネルギー問題の裏で石炭に注目が集まっているのをご存知でしょうか?それに伴う相場に素直に反応して最も直近で買付を行った銘柄です。石炭銘柄としては、三井松島HD(1518)が2020年10月末の@670から2022年8月9日の直近最高値である@4,590に掛けて実に700%(7倍)近いパフォーマンスを既に発揮しています!三井松島には乗り遅れてしまったので住石を買付。実際、こちらも直近のコロナ暴落時に付けた@95からは既に高値で300%(3倍)弱になっているのですが、まだ上値余地があると見ています。
三井松島がどのような事業モデルかは詳しく見ておらずわからないのですが、住石はオーストラリアにある炭鉱(ワンボ炭鉱)の権益による配当金が大きな収益源となっており、これに業績が左右されてきます。半期毎(3月・9月)に業績に応じた配当金を受け取っているようで、既に石炭価格が爆上がりしていたこの9月にある程度大きな配当金があると睨みNISAにて買付を行いましたが、見事にカスみたいな配当でそこから暴落(笑)ある程度ぎりぎりで買い付けたため、えげつないマイナスが発生したわけではないですが、8月8日につけた直近高値である@288からは40%弱も下落し、一時は@182を付けました。6月に@194.2で買い付けてあった特定口座は50%近くあった利益を全て吹っ飛ばし、マイナス圏へ(笑)9月の受取配当金が少なかった理由としては、炭鉱の運営元であるアメリカのエネルギー会社であるピーボディー・エナジー(BTU)の業績が悪かったことに起因するようです。石炭先物価格は上がっていたものの、デリバティブにより直近の決算で赤字が発生していたとのこと。そっちの英語の決算も読み解かないとダメでした。そんなのわかんねーよ。リサーチ不足。
ポートフォリオの10%程度を占める銘柄で、直近は値動きも大きく、9月のNISA買付以後は全体の評価額への影響が大きくなっている銘柄の一つです。
今後の展望について
次の受取配当金(3月分)がひとつの大きな勝負となります。直近に発表された10月14日の下方修正を見ると一見悪く見えがちですが、あくまでも上期のみの修正であることや、なんだかんだで前期に対しては25%程度増益していること、ワンボ炭鉱の配当を抜くといつもカスみたいな業績の同社ですが、配当金(5.3億円)を抜いても半期で1.7億円も経常益があることになり、主力事業にも伸びが見られることは大きなプラスであると考えています。特に今第1四半期(4-6月)は経常益が2,200万円しか上がっていなかったことを考えると、第2四半期(7-9月)は主力事業で1.5億円ほど収益があったことになり、前第2四半期が4,000万円程度であることを考慮すると、利益が4倍弱伸びたということになります。この利益を第3四半期に当てはめると、この時点で経常益は8.5億円程度となってくるため、前年度の3月受取配当金と同程度が出てくれば十分に期初の業績予想を越えてきます。ちなみに、受取配当金が今回の9月と同じレートで同額受け取れたとすると約17.5億円。これに本業が同じように1.5億円だとして合わせると第4四半期は19億円の収益ということになり、合計27.5億円での最終着地。業績予想に対して15%程上振れです。受取配当金は円安メリットがあるため、2023年3月末時点でどのようなレートになっているかも焦点の一つとなります。ただし、基本的には先に述べたようにピーボディー・エナジーの業績次第で配当金に大きく変化が出ると思われますので、ここが最も重要になりますね。現況はと言うと、第1四半期(1-3月)は赤字だったものの第2四半期(4-6月)には黒字転換しており、第2四半期の黒字が第1四半期の赤字を帳消しにする以上の爆益となってますので下半期にも期待していきたいところです。株価の値上がりについては、ひとまず三井松島と同水準である@600程度を見込んでいきます。
蝶理(8014)
- 初買付日 : 2022年6月14日
- 保有金額 : ¥588,690(特定口座)
- 取得単価(保有数) : 特定 1962.3 (3000)
- 目標株価(評価損益率) : 3,000(約50%)
配当とディフェンシブを目的に購入。現況の配当率は5%を超える高配当であることと、自身の資産全額を株式に回していることから、何か不測の事態があった際にすぐに売り払って現金化できるものということで選定して保有しています。保有している中ではJTと並んで値動きが小さい銘柄の一つです。今のところ良くも悪くも想定通りにほぼ変動がない状態です。
保有額はそこそこですが、上記で述べたように値動きが小さくポートフォリオ全体の評価額への影響が決して大きくないので、さほど値は気にせず放置しています。
今後の展望について
前期決算で過去最高益を更新しながらも株価は低迷している状態で、今期も過去最高益を2期連続で更新する業績予想となっており、その点を踏まえた株価には注目しています。第1四半期はまずまずといったところでしたが、同じような銘柄でどちらを買い付けるか迷った挙句に放置した双日(2768)が爆益決算を叩き出して、株価も好調、配当もこちらを更に上回る水準ということで正直悔しさは満点です。ただし、こちらも前期の第2から第4四半期が大したことないので、これは越えていってくれると思っていますし、最終的に最高益が多少なりとも上振れる可能性も十分にあると思っているのでそこに期待です。とりあえず目標株価は@3,000程度と考えています。
JTP(2488)
- 初買付日 : 2020年5月頃
- 保有金額 : ¥498,250(特定口座)
- 取得単価(保有数) : 特定 996.5 (500)
- 目標株価(評価損益率) : 1,500(約50%)
コロナバブル中に見事に高値でジャンピングキャッチした銘柄のひとつ(笑)2回買い付けた記憶がありますが、一度目はコロナバブルの本当に天辺で掴んでいると思います。とにもかくにも現代は情報通信社会なので、ICTやIOT関連の興味深い事業者として買い付けました。また2012年の末に@424だった株価が2013年4月末に@2888とわずか4ヶ月で700%の株価を達成している軽さが見られたのも買い付けた理由の一つですね。
今期は記念配当として中間配当が予定されているため、現時点の期末配当予想と合わせて小型株の中では非常に高い配当が予定されているのはラッキーです。
こちらも保有額はそこそこなのですが、小型株らしく材料がない限り激しく動かないので何もない限りはさほど値は気にせず放置しています。
今後の展望について
昨今メタバースという言葉がよく聞かれるようになりましたが、関連企業としても取り上げられていることや今期は最高益に近い業績予想がされていることに株価上昇への期待が高まります。とにかくここ最近で底値となった2022年3月9日の@611からはそれなりに戻してきており、2年半ほどが経過し、ようやく雪解けが見えた感じです。第1四半期決算も前期に対して経常益が2.2倍と好調な決算になっているので、ここから更に伸ばしてくれることと、それに合わせて大きな材料が出てくることに期待。最終的に上振れで最高益更新に加え、翌2023年度の予想で過去最高益更新見込みなどが発表され、そこに材料が絡んでくれば以前のような短期間での株価ぶっ飛びが見られるような気もしますが、保有している金額が比較的大きいので、他の銘柄との兼ね合いを考慮しつつ状況を見ながらではありますが@1,500程度までいけば売却したいと考えています。
さくらインターネット(3778)
- 初買付日 : 2020年9月15日頃(特定) / 2021年12月20日(NISA)
- 保有金額 : ¥667,200(NISA¥385,000 / 特定口座¥282,200)
- 取得単価(保有数) : NISA 550 (700) / 特定 705.5 (400)
- 目標株価(評価損益率) : 2,050(約375%)
データセンターやクラウド、衛星データを用いたサービスを展開するというデジタル社会における興味深い事業を手掛けていることから以前より注目していた銘柄のひとつ。とにかくどこかで爆上げする時が来ると思っていることもあり、ひとまず特定口座を買い付けましたが、こちらもコロナバブル中に見事に高値でジャンピングキャッチとなりました(笑)一応そこから10月末に@889を付けるので、その時点では25%ほど値上がりしていましたが、想定の値には全く届いていなかったため、売却しなかったことでそこから最大で30%以上も下落。現在もまだまだ20%以上下落している状態です。
先に述べたように個人的に注目度が高い銘柄であるため、2021年末にぎりぎりのタイミングでNISAにて2回目の買付を行いました。こちらも買付後に@481を付け、一時は10%超下落したものの、この段階でコロナ暴落時の終値2020年3月の@466に迫る程度まで下落したことから、ここからはさほど落ちないと踏んでいます。現在は取得単価辺りを行ったり来たりといった状況です。NISAはともかく、特定はある程度の所で見切りを付けて売却したいところ。配当はないに等しいおまけです。
こちらも保有額はそこそこですが、材料がない限り基本的に動きが小さいので現在は様子見状態です。
今後の展望について
とにかく材料待ちです。おもしろい銘柄だと思うんですけどね。先日、グーグルが千葉かどこかに5,000億円程度だったかそういったレベルでデータセンターを開設するということがニュースになっていました。とにかく今は情報通信からの情報通信からの情報通信という時代ですから、今後も飛躍的にデータトラフィックが増えていくことは間違いないので、非常に重要な部分に食い込んでいて、その他のクラウド事業なども含めて旬であることは間違いないと思ってます。
前期は大幅減益でしたが、期初の業績予想を上回る数値で最終着地し、今期への光が見える決算でした。今期は過去最高益を更新する業績予想となっており、第1四半期(4-6月)も3倍を超える経常益を叩き出しているので、滑り出しは好調です。ここからどういった数字を出してくるかに注目です。とにかく株価そのものは現状を考えるとかなり低い位置にいると思うので、何かをきっかけにして飛んでほしいですね。2016年の1月に付けている@2,110に迫る@2,000程度を目標株価に見ていきます。
ソフトフロント(2321)
- 初買付日 : 2020年2月25日(特定) / 2017年(NISA)
- 保有金額 : ¥736,550(NISA¥519,050 / 特定口座¥217,500)
- 取得単価(保有数) : NISA 148.3 (3,500) / 特定 145 (1,500)
- 目標株価(評価損益率) : 800(約550%)
とにかく昔は大きいものを狙っていたため、その時に買い付けた銘柄のひとつ。材料一つでどこまでも飛びそうな銘柄を探してました。今のところかなり綱渡り経営なのでメンタルの弱い人が見ると怖くて手が出せない銘柄でしょうが、個人的には持っている技術をうまく生かして数字に変えていってくれればとりあえず上場廃止などにもならず、株価も追々付いてくるだろうと期待して買い付けました。実際なんとか持ち堪えてくれてます(笑)ここ最近で内部の整理が一段落し、事業が少しずつ形になることで変わり始めているので、このまままずは今期の決算ですね。
ちなみにNISAはロールオーバーをみると2017年、2018年、2019年と買い足しているようです。いつ、どれだけ買ったのかはもはやわかりません(笑)今見るとナンピンじゃなくて、もっと色々分散して別の銘柄を買えよと思います。リスクも上がるわけですし、実際塩漬け状態になっていることもあり、これでは回転していきませんからね。
特定は、2021年6月10日の@184を付けた日に以前より保有していた分を一度売却しています。この日は「”telmee”が地方自治体の新型コロナワクチン接種に関する電話予約業務で複数導入」というニュースで暴騰。売却価格は@182という記録がまだ残っており、高値からわずか2円の下落地点で売却という神がかり的な相場観で、¥129,126(税引き前)の値上がり益となっていますね。値上がり率は25%。売却前の保有状況は@145で3,500株(計¥507,500)だったようです。この時に今後の株価の景色が変わりそうな予感がし、改めてその日の内に再度買い付け。結果的にそこから下落し、今に至るまでこの買値をほぼ一度も越えることがないという長き眠りに再びつきました(笑)更に言うなれば、今年の2月24日に@81を付けてますから、一時はほぼ半値程度までいったことになります。今も株価は殆ど戻っていません。
保有額が大きいことに加え、何かあると異常なほど荒い値動きをみせるので、その際には全体の評価額への影響は甚大です。ただし、何もないと株価の変動もないので、とりあえずは何か出るまで放置です。
今後の展望について
とにかくまずは今期どのような業績になるかです。材料と両方なのですが、決算が悪いとヒョロガリ経営の会社であることから、上場廃止や倒産の懸念が再燃してしまいます。もちろん現在もその危険性はゼロではないのですが。また、そのような状態では株価についても投機筋が入ってきて荒れやすくなりがちですから、それは避けてほしいです。そういう相場は疲れますからね。
提携しているジェクシード(3719)が同じようにカスカス経営のくせに株価はだいぶ先を行っているのが腹立たしいところ。追いつくことを願い、今後に期待します。決算次第で見栄えが変わってくると思うので、直近の大底である@81からのテンバガーで@800程度の株価を狙います。
アルチザネットワークス(6778)
- 初買付日 : 2021年6月3日
- 保有金額 : ¥345,800(特定口座)
- 取得単価(保有数) : 特定 1729 (200)
- 目標株価(評価損益率) : 5,500(約300%)
基地局における通信計測器の雄ということで、以前より非常に注目しる銘柄。今回で3回目の買付です。まだ今日も5Gが一般的に普及しているとは言い難い状況ですが、2016年の暮れにこれからの5GおよびIOT全盛時代に必要な事業を手掛ける企業と見込んで購入。直近で過去最高益を更新したものの、株価は2014年に付けた高値を目前にした@2,160で失速。業績好調であることを前提にそこから20%ほど下落した価格で早期の反発を見込み買い付けて現在に至ります。
今後の展望について
現状上記の直近高値からは半値以下、私の保有価格からも40%超下落する株価となっていますが、あくまでも現在保有する特定分は、万が一そこから上昇していく可能性を考えた際に逃したくなかったことを前提に様子見で買い付けたものであるため、現在の下落は想定内です。今後は株価を見ながら残りの本年分のNISA45万円分を投入予定。既にある程度狙い定めた位置までは下落してきていますが、もう少し我慢します。2月24日に付けた安値である@983辺りがポイントで、これをもう少し割ってくるのではないかと睨んでおり、@950ぐらいが勝負どころと考えています。万が一それまでに反発すれば作戦を練り直です。
時期については日々の株価を見ながらということになりますが、12月頭の第1四半期決算までにタイミングがやってくると考えています。この決算自体はさほど株価に影響を与える決算にならないとは思ってますが、ここまでに余り落ちなければこの決算後に下落する可能性や事が全く想定通りに進まなければとりあえずNISAは使い切りたいので、別銘柄を買い付ける可能性も含めて幅広い選択肢を取っていきます。
インテリジェントウェイブ / IWI(4847)
- 初買付日 : 2018年12月
- 保有金額 : ¥355,800(NISA)
- 取得単価(保有数) : 特定 711.6 (500)
- 目標株価(評価損益率) : 2,950(約300%)
これまでの銘柄でも述べてきたように、とにかく今の時代は情報通信からの情報通信からの情報通信です。IOTなどを中心とした先進システム系の企業に妙味があるのはおわかり頂けるかと思いますので、そういった銘柄に投資を集中していきます。こちらもその内の一つ。コロナで非接触決済の普及がかなり進みましたが、そのシステム開発の雄と言える銘柄として以前から注目していました。クラウドやサイバーセキュリティー分野でも力を発揮しており、注目度は高い銘柄です。現在は分散投資を進めているため、保有額は大したことはありません。
今後の展望について
2022年6月期末決算において2018年期より5期連続増収増配を達成しており、業績は好調です。特に21年から22年にかけての成長は目を見張るものがあり、今期もそのレベルと同水準の増収が予想値として出されています。23年期の予想値は過去最高益と同水準となっており、この最高益を超えてくる可能性は直近の業績などを見ても十分で、サイバーセキュリティやクラウドなど、ど真ん中の事業にこの経営成績が付いてくれば株価も飛ぶでしょう。
個人的には、保有後に一時は株価が@398を付けるなど想像以上に低迷し、時間が掛かったと思っており、今年末にNISAが5年期限を迎え、ロールオーバーによって来年分の枠を食われてしまうのは悔しいところです。ただし、今後もまだまだ伸びが十分な銘柄だと思うので、ここは我慢して継続保有していきます。とにかくまずは直近の決算に注目です。最終的には上場来最高益と合わせて株価も上場来高値を超えなくとも、その水準が見られることに期待して@2,950を目標にします。
INPEX(1605)
- 初買付日 : 2022年5月18日
- 保有金額 : ¥310,000(特定)
- 取得単価(保有数) : 特定 1550 (200)
- 目標株価(評価損益率) : 2,050(約30%)
現在の原油高はみなさまご存知の通り。割と単純な話で、原油上がってるよね、じゃあ原油関連を買えばいいよね。これで買い付けました。これまで情報通信からの情報通信と言ってきたように、これからの未来を担う産業として情報通信分野への投資を重視していると言ってきましたが、意外と相場は流れがあって、業種別に値動きに偏りがあることに気付きました。長年やってる人はわかると思いますが。つまり、情報通信業の銘柄ばかり持っていると、この業種がコケたときに一斉に全銘柄がコケることになり、リスクが高くなるわけです。また、みなさまはコロナ暴落期である2020年3月から今年2022年に掛けて海運株が大暴騰したのをご存知でしょうか?郵船(9101)はわずか2年程度で11バガーを超える信じられないような大暴騰。2022年の年間配当総額は1,450円にも達し、底値の@363で掴んだ人がいたとすれば配当だけで400%。100万円保有していたとすれば配当だけで400万円を手にするというマジであたおかな状況でした。私の本業が海外物流に大きく係わるものであるため、コロナによって物流網に大きな乱れが生じ、海運株に妙味があることはある程度の段階から知っていたのですが、まだまだ自分の経験の浅さから情報通信業に固執してしまったことや、値動きが鈍い大型株を嫌っていたことから機会を逃してしまいました。これが今回のINPEX買い付けにおいてのひとつの要因のとなっています。このときに「あ、相場って素直に流れに乗って買い付ければいいんだな」と気付かされたということです。
それにしても買い付けるのは2択で迷った石油資源開発(1662)が正解でした。同じタイミングで石油資源は底値から全く伸びてきてなかったことは確認していたのですが、安定感と目先の配当に捕われ過ぎました。同じタイミングであればINPEXが既に300%の株価だったのに対し、石油資源は170%程度。やはり単純に上値余地を考えて買い付けるが正解でしたね。現状トントンぐらいで推移してますが、石油資源を買い付けていれば既に50%の値上がり益です。悔しすぎる。今後に期待します。
今後の展望について
原油はウクライナ侵攻当初である3月頃に比べて現在は少し落ち着きを見せています。しかしながら、ここ数年で見れば依然として高い水準となっており、まだまだ波乱の展開は続いていくと考えています。アメリカの中間選挙後から年末に掛けては注目したいところ。少なくとも現時点でブレント価格は決算書内の予想値である1バレル85ドルを一瞬割った程度で、為替が超円安に振れていることから、既定路線でいけば今期の業績は上乗せされてくるでしょう。あとはそういったものと合わせた株価の動きです。2023年2月の通期決算の発表で、翌年度である2023年度は減収減益を出してくるものと予想。今の原油価格を考えると来年度が実際どうなるかはともかく、予想自体はそうそう強くは出れないと思いますので。ここまでに株価が上昇していれば恐らくこの発表で呼応するように失望売りが出て下落すると考え、ここまでに処分していく意向です。株価が想像以上に伸びなければ、さほど影響は出ないでしょうから持ち越していきます。理想は、期末の権利確定日を通過⇒1月に上方修正が出される⇒株価上昇⇒目標株価に到達で売却。この流れです。目標株価は2009年6月5日に付けた@2,122手前の@2,050辺り。まぁただし、ここまでの原油価格のぶっ飛び相場もそうそう訪れないのと今の過去最高益を更新している状況や海運株をみても相場は意外と長く続きそうで、長い目で見れば最終的には過去最高値を更新するのではないかとも考えているので、ケースバイケースで様子を見ていきます。