一週間ぶりの投稿となる本日。何も書くことがなかったかと言うとどうかという感じですが、全体のパフォーマンスは950万円を挟んで行ったり来たりといった状態が続いた一週間で、全体的にヨコヨコが続いて目立った動きがなかったというのもまた事実です。
このところ私のパフォーマンスと同様に日経平均もヨコヨコが続く状態でしたが、本日は@500を超える正に暴落といった下落っぷりで、久しぶりに大きな動きとなりました。ただ、中小型株指数の下落は比較的穏やかで平常運転に近かったことから、市場全体が下落傾向にあったことは間違いないですが、中小型株だけに目を向けると下落率がさほど大きくなかった銘柄が多かった印象です。
JT / 日本たばこ産業(2914)
最終的に前日比プラマイゼロまで押し込まれて本日の取引を終えてはしまったものの、中盤まではずっとプラス圏で推移するといった状態でした。これまでも幾度となく逆風の中、値を上げることがありましたが本日も同様で、もはや逆行高の王です(笑)日経平均がダメだとよく値を保ってますね。マジで(笑)
蝶理(8014)
今日の逆風の中において値を伸ばしたのが一際目立ちました。確かにここまで株価的にかなり抑え込まれてきた感じはありましたが、まさかここで粘ってくるとはという感じで意外でした。こちらもJT同様に最後に押し込まれて値幅を削られたものの、間違いなく力強い動きを見せてくれました。今後に期待していきたいと思います。
アルチザネットワークス(6778)
以前より今年のNISAの残りを使って買い付けたいと述べてきたこちらの銘柄。想定通りに下落基調は継続しているものの、今週は停滞といった状態でした。残りの枠を目一杯使って買い付けるために@900を見込むと書いてきましたが、この値は状況的にかなり厳しいかなと。恐らく来週も下落してくると思いますので一瞬でも大きく落ちれば瞬間的に届くこともあるかとは思いますが、可能性としては低いでしょうね。当然このままギリギリまで様子を見るつもりでいるのですが、基本的には来週中にこの買い付けにカタを付けねばならず、いかんせん時間がないのもまた事実。
そこで、いくつか気になる銘柄や状況が整いつつある銘柄があるので、別の目星を付けておくことにします。アルチは値が高いことから、今回のようにキリよく買いたいときには細かい調整が難しいこともありますし、Q2までにまだ買い付けのチャンスがあるとも思ってますので、その点も含めた改めての選定です。一応複数の銘柄に分けて買い付けることも考えていますが、そうすると手数料も余分に掛かるので基本的には一発で45万円をできるだけ目一杯買い付けられる銘柄がベストと考えています。最終的にはアルチを含めた下記6つの中からいずれかを選びますので、そちらをランキングにしてみました。ポイントになるのは ①上値余地 ②上方修正余地 ③配当率 ④配当権利落ち月 です。
- 銘柄(証券コード)@現在値 / 配当率(権利月)
1.太平洋興発(8835)
実はつい最近この銘柄を知ってアルチから既に浮気済みでした。どうも石炭関連銘柄らしいのです。で、調べてみたら実際に。これはわかんねーわ。ほんとにたまたま拾った情報でした。先週気付いていれば@750で600株買い付けることができたのですが、とは言っても6日(火)が最後のチャンスだったことを考えるとタイミング的には既に難しかったですね。もうあとは来週なんとかそこまで落ちてくれることを祈るのみです。ただ、現在値から70円ですからね。これもちょっと厳しいかなと思ってるのが正直なところなんですが、とりあえずここを一番に狙いたいです。
その理由としては、ポイントに上げたすべてが抜群なことで、とにかく上方修正余地を考えたときの配当がバカでかいのと、今の石炭関連は完全にここ最近の海運のような裏テーマ株になっており、株価が噴き上げると見ているためです。まだまだ現在値は上昇率が低いですからね。最終的には多少無茶してでも結局ここを買っちゃう可能性もあるかなと。
- 目標株価 @750(600株) 乖離率8.5% (@820)
- (++)上値余地十分
- (++)高配当
- (+++)大きな増配の可能性
- (+)配当取り権利日までの日数が比較的近い
- (--)NISA枠内での買い付け数量を調整し難い
2.KIMOTO(7908)
以前少し触れた銘柄ですが、業績はまぁめちゃくちゃ良いとは言えませんが、悪くない割に株価がとにかく低迷しています。そんなに上値余地があるかと言われるとどこまでかはわかりませんが、どれだけ小さくてもとりあえず2.5倍は見込めることや、配当もさほど悪くなく、何より買付数量を調整しやすいのは非常に大きいです。来週もう少し株価が下落してくるだろうということと、最終的に上方修正と増配の可能性もそれなりにあると思うので、その点を考えると悪くないだろうと考えて2位にしています。
- 目標株価 @220(2,000株) 乖離率3.5% (@228)
- (+)配当取り権利日までの日数が比較的近い
- (+)多少の増配の可能性
- (++)NISA枠内での買い付け数量を調整し易い
- (+)現在が底値の可能性大
- (-)業績のバラツキにより先が読み難い
- (-)上値余地が微妙
3.双信電機(6938)
本日付けで下方修正と減配が発表されました。これはでかい。買い付けにはチャンスだと。この発表通り現在の業績は低迷してますが、半導体関連としていずれ時が来ると思いますし、株価の低迷を考えると上値余地は十分です。
あとは、すぐにやってくる月末に配当の権利を迎えることもポイントの一つなのと、こちらも株価が安いので買付数量を調整しやすいのはまた大きいですね。今日の下方修正発表による来週の影響次第では十分ありと考えているということで3位にしました。
- 目標株価 @300(1,500株) 乖離率25.4% (@402)
- (++)配当取り権利日が目前
- (++)現株価から大きな下落の可能性
- (+)NISA枠内での買い付け数量を調整し易い
- (+)上値余地十分
- (--)比較的中長期にわたる株価低迷の可能性
- (--)買付位置から下落する可能性
4.新日本電工(5563)
最大の懸念点は2020年3月13日のコロナ暴落時に付けた底値である@108から既に約4.5倍となる@459を先日11月22日に付けたことです。配当良し、タイミング良しですが、上値余地がいかがなものかなと。もちろん少なからずまだ余地があるとは考えてますし、11月の始まり値付近である@344ぐらいまでは落ちてくると思っていますのでそれぐらいは見込めるとは思ってるんですが、ここから更に3倍、4倍を見込めるかと言うとどうなんだろうという感じなため4位としました。ここも買付数量は調整しやすいですね。
- 目標株価 @345(1,300株) 乖離率9.5% (@381)
- (++)配当取り権利日が目前
- (++)高配当
- (+)増配の可能性あり
- (+)NISA枠内での買い付け数量を調整し易い
- (---)上値余地の判断が難しい
5.総医研(2385)
配当率が低く、権利確定日が少し先になることを除けば面白さとチャンスのある銘柄かなと。こちらも買付数量が調整しやすいのもポイントです。昨季に過去最高益を達成して今期も微減予想。1Qはカス決算でしたが最終的に2期連続最高益となる可能性が十分ありそうなことや、現在の株価を加味した上値余地も考えれば狙う意義はあるでしょう。
- 目標株価 @235(1,900株) 乖離率17.0% (@283)
- (++)NISA枠内での買い付け数量を調整し易い
- (++)上値余地十分
- (+)多少の増配の可能性
- (-)低配当率
- (--)配当取り権利日までの日数が遠い
- (-)底値まで少し時間が掛かる可能性
6.アルチザネットワークス(6778)
改めてですが、アルチをランキング下位にした理由です。
- 目標株価 @900(500株) 乖離率10.0% (@1,000)
- (++)上値余地十分
- (--)NISA枠内での買い付け数量を調整し難い
- (--)配当取り権利日までの日数が遠い
- (-)少し日を置いても良い買い付けができる可能性
うーん、来週は大変になりそうだ。なんとか今年を締めくくるという意味でも一番納得のいく形で終わらせたいところです。いずれにしても今年も残りわずかですし、残り半月も良い日々を過ごして新年を迎えましょう!