久しぶりの更新となります。
本業が忙しかったことなどがあり、なかなかこちらに手が付けられていませんでした。日々状況は変化しているため書きたいことそのものは多かったのですが、他にも優先すべきことがありとてもじゃないけどという感じで。まぁ、今現在もそれは進行形ではあるので以前のような頻度で更新はできないのですが、可能な範囲で進めていきたいと思っています。
2023年総括
まず2023年をばくっと振り返ろうと思います。なんせ最終更新が2023年の半期終了時点ですので状況が恐ろしいほどに変わっています。私個人の成績で言うと、率直に言って良い方に大きく変化しました。この一年を振り返ると色々失敗したことはあったもののトータルでは満足のいく年にはなったかなと。
なんと言っても月間ベースでマイナスとなったのは10月のみ。その結果として1,000万円弱であった年初の評価額は大納会を終えた時点で1,300万円を超えるほどになりました。
しかも昨年は本業の商品仕入れに際してこちらの口座から200万円以上を引っ張り出したので、評価額においては実質500万円を超える上昇となったことになります。年間のパフォーマンスにしてみると1.5倍を超える水準で引けました。
本業の仕入れは、これそのものをやるかどうかというのがあったのですが、やるのであれば当初から数百万単位の金額を用意せねばならないという見積もりであったため、これを考慮すると最終的には去年の評価額を保っているぐらいであればいいなという程度で見込みながら年後半の月日が流れていきましたが、想像以上の結果になったことは素直に嬉しい誤算でした。
ここからは様々な視点から2023年の取引を分解していきます。
ポジティブポイント
まぁ、まずはなんと言っても住石ホールディングス(1514)とさくらインターネット(3778)の黄金株化でしょうね。当然のことながらある程度を見込んで買い付けてはいるわけですが、共に想像以上の結果を呼び込めることになりました。
住石ホールディングス(1514)+702(178.6%)
始値 393 高値 1,306 (12/8) 安値 303 (4/3) 終値 1,095
石炭価格の上昇を見込んで買い付けてますので材料や決算はある程度想定の範囲内でしたが、まさかここまでになるとはというのが正直なところ。本当に想像した以上に純粋に株価もうまく乗っかってきてくれたなと。
さくらインターネット(3778)+1,711(343.6%)
始値 498 高値 2,353 (12/7) 安値 483 (1/10) 終値 2,209
住石とは対照的に、さくらは想像以上の材料が出てきました。これは正に超絶嬉しい青天の霹靂。
まぁ、さすがにこの材料は想像がつかないというか、これを事前に知ってるってもはやインサイダー以外の何物でもないですからね(笑)単純にこれからの時代を考えたときのデータセンターの重要性に着目して買い付けたものにお頭まで付いてきちゃったよ!という。
配当金
もちろんある程度の範囲で配当が出てくる銘柄を選んでるので入ってきて当然っちゃ当然なんですが、この金額が30万円程度まできたということを重要視してます。利回りで言うと3%程度なので可もなく不可もなくといった水準ですが、とりあえず利回りにせよ金額にせよこれぐらいであれば及第点かなと。ただし、配当金全体において30%程度の割合を占めていたJT(2914)を今期で売却してるので、来期については金額はともかくとして、利回りはそれなりに落ち込むのではないかと見ています。
ネガティブポイント
ブロードメディア(4347)+353(35.7%)
始値 1,017 高値 2,017 (9/29) 安値 987 (1/6) 終値 1,380
本年最大のネガティブポイントです。
@2,000辺りを警戒水準として実際に注文を入れながら特定口座は売却を考えていたのですが、他のタスクに追われて上手く対応しきれずに売却のタイミングを逃してしまいました。ここから下落が始まるのでこれが10月のマイナス評価額について最大の要因です。
最終的にはまだ上値余地があると見込んでNISAは元々持ち越す予定でしたし、そういう意味で特定口座も含めてとりあえず全然どうにかなる状況ではあるのですが、売却益を手に出来なかったことを起因として本業の仕入れ額に対して自身の金銭が足りず、家族から借り入れをすることになってしまったことなどを考えると結構な痛手となった一撃でした。やはり勝負所はしっかりと余裕を持って株価をマークしておく必要があるということですね。
ディー・ディー・エス(4347)-57 (-87.7%)
始値 65 高値 80 (1/11) 安値 8 (7/25) 終値 8
ネガティブとしてはこれも忘れてはならない一つの出来事で、上場廃止となりました。
年初の時点でかなり株価が下落していたので、失った金額としてはもはやどうでもいいレベルでしたが、まさか上場廃止を引き当てるとは(笑)TOBなどの事例を除いた純粋な廃止銘柄を引き当てる確率って一年あたりでわずか0.1%以下ですからね(笑)実際に23年も当該事例となる銘柄は ①アジアキャピタル開発(4/30) ②ディー・ディー・エス(8/4) ③ルーデン・ホールディングス(12/30) の3社だけなんで、ある意味凄いんですよ(笑)全然嬉しくないですけど。
で、金額はどうでもいいとは言いましたが、この件については会社が無くなって上場廃止になったわけではないので、ちゃんと上場さえしてくれていればトータルで見れば将来的に20万円が無駄にならなかった可能性もあるわけです。なので、そういった目線で見ればそれなりにダメージがあると言えばあるのですが、もはや年初の時点で4万円程度しか価値がなかったわけですからね。最終¥6,000残った状態で売却している点を考慮すると今年一年に限ってみれば既に損失は殆どなく、23年全体の評価額への影響はほぼ皆無だからこそ「まぁ、勉強代として仕方ない」と思えるという。とはいえ、それも本当に全体のパフォーマンスが良かったからこそであって、全体がマイナスで年末を迎えてたらショックは全然大きかったでしょうね。
というわけで、2023年の取引を振り返ってみました。
基本的には年後半に気になった部分だけにフォーカスして語ったような形になり、年内を細かく見ると他にも色々あったと思いますが、少し時間が経ってしまっていることで自分も忘れていたり、既に2024年がスタートしていることでだいぶ状況も動いているため、まだまだ足りないところはあると思いつつ2023年の振り返りはこれぐらいにしようと思います。ざっくりしたまとめですが、なんにしても少なからずの成長が見られた一年で、基本的には初めに述べた通りに良いトレードができた年だったかなと思います。