こちらの頁では非保有の注目銘柄について2022年の最終営業日および年間動向と2023年の展望について綴っていきます。先のことはともかくとして、とりあえず年初の投資方針を占っていく上で重要となるので私自身もまとめながらポイントを洗い出して抑えていきたいと思います。
石炭
太平洋興発(8835)+8 (+1.02%) 配当率 5.45%
12/30 始値 786 高値 795 (11:03) 安値 782 (09:01) 終値 789
年間 +22.5%(最大値 +37.6%) 始値 644 高値 835 安値 607 終値 789
12月中旬頃にひょんなことから目を付け始めたこちらの銘柄。年末に掛けて毎日のように状況を綴りながらとにかく買いたいと述べ続けてきましたが、想定通りの動きとならず22年中に買い付けに至らない結果に。
年内の買い付けが難しくなりだしてからは23年に照準を当て始め、1月の前半は恐らくマイナスから入る可能性が高くチャンスがあるのではと綴ってきました。現在もその見通しを崩してないわけですが、果たして結果やいかにというところです。とにかく今でも買いたいとは考え続けているためイメージ通りとなってくれるとよいのですが、どこで手を打つかというのは非常に重要になります。
本年分のNISA枠が74.9万円なので、最低限ここを綺麗に消化できるようにしたいわけですが、そうすると現在値との乖離は40円ほど。おおよそ6%ほどの下落が必要です。恐らく今年は最終的に大きく上げていくと思うので、それに伴って今の内に落としてくると考えていることを1月下落の根拠としているわけですが、さぁ、想定通りとなってくれるでしょうか。可能性はまだ十分あると思うので、期待はしたいです。
半導体・電子部品
きもと(7908)±0 (±0) 配当率 2.76%
12/30 始値 217 高値 219 (09:01) 安値 217 (09:00) 終値 217
年間 -4.0%(最大値 -34.6%) 始値 226 高値 298 安値 195 終値 217
年末から気になる銘柄リストに上げていた内のひとつです。22年内は最後まで余り値を戻さず、私にとっては都合良く停滞および低迷しました。これまでも述べてきたようにQ3までにチャンスがあると見込み、タイミングを計って可能な限り仕込みたいと考えています。
栄電子(7567)+2 (+0.45%) 配当率 1.55%
12/30 始値 460 高値 460 (09:03) 安値 446 (10:40) 終値 451
年間 -6.6%(最大値 -41.0%) 始値 483 高値 664 安値 392 終値 451
こちらも注目リストに上げていた銘柄の一つ。ただし、一時的に大きく値を上げたため、早い段階で22年の買い付け対象からは外していました。その際に今はまだ本格的に値を上げるタイミングではなく、また戻してくると述べていましたが、そこそこ値が高かったこともあって本当にここまで戻してきたのは意外でした。我ながら自身の読みもなかなかのものだなと。
配当率は低いですが、まだもう少し下を模索すると思いますし、株価次第ではまた買い付け対象としてもよさそうと考えています。
双信電機(6938)+5 (+1.38%) 配当率 2.54%
12/30 始値 365 高値 372 (11:23) 安値 365 (09:00) 終値 368
年間 -58.2%(最大値 -60.4%) 始値 880 高値 896 安値 355 終値 368
こちらも年末の買い付け対象としていた銘柄のひとつです。最後の最後に少しずつ落としてきましたが年末に予想していた値まではまだ幅があります。現時点でも落ち切っていないという見方は変えていませんので、チャンスはまだ先ということです。そのときのタイミング次第なので現時点において買い付けを行うかどうかというのはわかりませんが、チェックは続けていきたいと思います。
バイオ・機能性食品
総医研ホールディングス(2385)+5 (+1.38%) 配当率 1.81%
12/30 始値 274 高値 279 (14:24) 安値 273 (09:15) 終値 276
年間 -13.2%(最大値 -29.8%) 始値 318 高値 389 安値 273 終値 276
かなり多くの銘柄をリストアップしていたなと感じますが、こちらも年末にチェックを入れていた内の一つです。こちらも順調に下落していることから反発のタイミングはいつかというレベルだと思いますが、年末から述べてきていたようにまだ落ち切ってはいないかなと感じています。@200代前半程度を目安にこちらもタイミング次第ですが探っていきます。
ファーマーズ(2929)-2 (-0.15%) 配当率 1.51%
始値 1,325 高値 1,358 (09:04) 安値 1,320 (14:46) 終値 1,322
年間 -38.9%(最大値 -51.2%) 始値 2,165 高値 2,284 安値 1,114 終値 1,322
こちらもその他同様に下落の道半ばといったところでしょう。決算内容的にも面白味のある銘柄なんですが、これまで登っていた山がかなり大きいため、タイミングを掴むのは他の銘柄に比べ難しいかなとは感じています。どこかのタイミングで見たときによいポジションになっていればありかもしれませんね。反発が開始されれば一番高い所はあくまでも可能性ですが今回の山より上もあるように感じてます。
ガラス・土石・ファインセラミックス
ノリタケカンパニーリミテド(5331)+15 (+0.37%) 配当率 4.48%
始値 4,030 高値 4,050 (12:51) 安値 4,020 (09:01) 終値 4,020
年間 -20.2%(最大値 -23.1%) 始値 5,040 高値 5,040 安値 3,875 終値 4,020
決算期に一度取り上げた銘柄です。やはりファインセラミックは注目していきたいところ。決算の内容もちゃんとチェックしているわけではないので余り適当なことは言えませんが、半導体や電子機器といった情報通信業に関連する部分やその他近代産業において様々な繋がりが出て妙味があるのではないかと考えています。
日本ガイシ(5333)-4 (-0.24%) 配当率 3.93%
始値 1,685 高値 1,691 (09:00) 安値 1,678 (14:59) 終値 1,678
年間 -14.8%(最大値 -25.3%) 始値 1,969 高値 2,061 安値 1,539 終値 1,678
ノリタケ同様です。付け加えて言えるのは、この分野の銘柄は配当が高いのも妙味ありです。
AGC(5201)+25 (+0.57%) 配当率 4.78%
始値 4,395 高値 4,440 (13:02) 安値 4,390 (09:00) 終値 4,395
年間 -20.3%(最大値 -28.4%) 始値 5,520 高値 5,730 安値 4,105 終値 4395
上記2銘柄同様です。チャンスがありそうであれば決算内容をチェックしながらタイミングを計っていきます。
繊維・化学
帝人(5333)-5 (-0.39%) 配当率 3.11%
始値 1,290 高値 1,299 (09:31) 安値 1,285 (14:34) 終値 1,288
年間 -9.3%(最大値 -20.0%) 始値 1,420 高値 1,502 安値 1,201 終値 1,288
こちらも過去に一度取り上げた銘柄です。繊維というのはベースが化学なのでやはりそこがポイントになります。蝶理も同様の理由で保有していますし、宇宙産業がじわじわと注目を浴びてきていますが、様々な分野で化学はこれからも重要になってくるでしょう。そんな時代の中において、業容のメインである繊維部門も特殊繊維を中心にこれから大きな役割を果たすと考えています。
東洋紡(3101)-4 (-0.40%) 配当率 4.00%
始値 1,000 高値 1,008 (09:30) 安値 999 (14:31) 終値 999
年間 -21.3%(最大値 -28.2%) 始値 1,269 高値 1,367 安値 982 終値 999
帝人同様です。高配当ですし、チャンス次第です。
こう見ると年間を通してマイナスの銘柄が多かったんですね。全体指数がマイナスの影響はやはり大きいんだなと。意外と保有銘柄においてあれだけの数がプラスで引けたというのは、なかなかのものだったかもしれませんね。以前にも述べましたが、このように分析して綴ってみると改めて多くのことに気付き、何気なく始めた割に得られるものが多いなと感じます。
そして、ポイントになるのは注目している銘柄にこれだけマイナスがあったということ。これは23年にまたチャンスがあるということの裏返しでもあるでしょう。明日から新年の相場です。楽しみにしていきたいと思います。