NISAやiDeCoという仕組みを改めて理解する

今日はコラムを書いていきます。まぁ、日々生きてると色んなことがあって、色んなことを思う。これは皆さん同じだと思うのですが、世の中には理解し難いことや理解し難いことを平気で述べる、やる人間というのが一定数存在するもので。普段は余りこういうことに触れないのですが、今日は目に付いたことがあるのでちょっと書いてみます。

 

改めてNISAやiDeCoという非課税制度とは何なのか

なんかウェブで色々見ていると 「NISAやiDeCoは政府による陰謀論で全く信用できない」 みたいなのをちょこちょこ見るのですが、これって全く意味が解らないのですが、こういう人というのはどういう解釈をしているのでしょうか・・・?

逆に、実はNISAやiDeCoをやってるけどあえてこういうコメントや意見を述べている人なのか?!と、こっちが深読みしてしまうレベルの文章と内容なので、ちょっと真偽のほどはわからないんですけど、今日はこの意見を素直に受け取ったうえで個人的な見解を述べてみたいと思います。

で、NISAとiDeCoは仕組みがちょっと違うので、今日はNISAを中心に話をします。

 

まず、これ系でよく見かけるものに ”NISAも後々課税される” というものがありますが、これがそもそもよく意味が解らない。

改めてになりますが、株式投資というのは 利益に対して20.315%(所得税15% + 住民税5% + 復興特別所得税0.315%)の税金が掛かるのが現行の仕組み になっています。逆に これを非課税にする と言っているわけなので、基本的に得なことしかなく、あとでNISAに課税云々言っている人の意味が純粋に理解できないのですが・・・。

なので、あえて逆張り意見をオンライン上で披露してるのかと疑いたくなると初めに述べたわけですが、まぁ一部の政治家がNISAに課税っていうアホなことを言ったという記事も見たことあるので、一部の政治家もこういう陰部論者もそれぞれに仕組みを理解してないということなんでしょうけど。なんかもうちょっと学びというものがないものなのかなと・・・。”通常であれば課税のものを非課税にする制度” なので、ここに税金を掛けるっていうのは通常に戻るだけというか、NISA制度の存在意義がなくなるだけなんですけどね・・・。なんかもはやこの後々課税論者の言いたいことがよくわからない・・・。

で、こういう類の人って政府だから信用できないというような固定観念で話をしているのですが、まず大前提として誰が言おうといつ何時もそのモノゴト一つ一つを自身で考え、精査して向き合うということが大事なわけです。恐らくわかってる人はわかってると思いますが、私も個人的にNISA拡充は岸田政権におけるひとつの功績として評価できる部分だと思うので、認める部分はちゃんと認めないといけません。あえて付け加えると、唯一の功績にならないことを祈りますけどね(笑)



 

仕組みを理解し、上手く利用する

ただし、もちろん ”このシステムの恩恵を受けられるのは、ちゃんと投資で利益が出た場合に限られる” ので、逆にこの部分は理解しないといけませんし、利益が出るように勉強をする必要があるのもまた事実です。

なので、今回の記事では何が言いたいかというと、ただ単純に ”政府やメディアが大きく取り上げているというだけの理由でNISAやiDeCoという制度を訝しむ理由がわからない” ということです。

こういう層に限って国とか政府の批判をする、つまり他責思考なわけなんですよね。まぁ、もちろん今の政府が良いかどうかというのは別の話でテーマが変わってしまうため今回はここには触れませんけど。

いずれにしても、今の社会って仕組みさえ理解できればある程度の水準の生活は送れるようになってますし、少なくとも私の知る限りでは生活に困る社会ではないと思います。お金持ちになりたいとかそういうのは知りませんけど。

 

余り書くと長くなっちゃいますので結論です。NISAやiDeCoは非常に良好な税優遇制度であることをまずは理解した方がよいかなと。ただし、それを活用するのか、また有効活用できるかどうかはあなた次第ですので、私からは是非あなたもやりましょうとは言いません。しかし、やれば人生に潤いが出る確率を上げてくれるモノと捉えた上であなた自身がどう向き合うかを考えてもらえれば良いかなと思います。

とにかく学び、とにかく考える

人生これに尽きますね。



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