2024年の取引を終えて

2024年 12月日別評価額推移
2024年 月間評価額推移
2024年 最終個別銘柄パフォーマンス
2024年 取引一覧
2024年 配当金一覧

さてさて、久しぶりの更新というか、もはやなんと表現していいのかわからないぐらいの期間が空いての投稿で、尚且つ、次もいつ執筆するか全然わからないのですが、24年の振り返りだけ記しておこうかなと思います。

まず、端的に結果から申し上げますと、月間評価額推移にてご覧頂けますように昨年末に対して約500万円のプラス収支で24年を終えました。ポイントはそちらの画像に記載したように、入出金額についてはマイナス66万円、つまり出金額の方が66万円多い状態で年末を迎えたため、評価額としては550万円ほど増加して終えたという点です。

ここからはもう少し細かく昨年を見ていきます。



 

月間評価額の推移について

年初に爆上げし、年中盤は大きく下落、終盤に盛り返しという形になりましたが、このほぼ全てはさくらインターネット(3778)によるものです。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、23年の上昇に引き続き24年の年初にかけて暴騰が起こりました。3月7日時点において旧ニーサの持ち分上昇率は最大で約22倍(最高値@10,980)となりましたが、結局売却しなかったことでその後は評価額を大きく毀損することとなりました。そして、年末にかけて少し株価を戻したという結末です。戻したというよりは、いずれにしてもずっとプラス圏で株価が推移しているわけなので再び上昇していったという言い方の方が正しいかもしれませんね。

にしても、ここまで株価が上昇すると持ち分における比率が非常に大きくなるため、当該銘柄における全体の評価額への影響が改めて甚大であることが伺えますね。これは良くも悪くもというのがよくわかる良い事例です。一極集中が起こるとこういうことが起こるとも言えますが、逆に言えば一箇所に集中投資をすればそれだけ大きく資産を殖やすこともできるということです。今回は株価が上昇したことによる配分比率の変化ですけどね。つまり、リスク回避のために分散することも大事ですが、ここだ!と思ったところへ集中投資することも資産を殖やす上では非常に大事だということです。ただリスクを負うのではなく、ちゃんと分析をかけた上で最後は自身の ”カン” を頼りに大きく勝負する。これはやはり重要だというのが私の意見です。今一度言いますが、”ちゃんと分析を掛けた上で” というのは非常に大きなポイントです。私たちは神様ではないためすべてを把握することはできないことを前提に ”カン” というのは非常に重要だと私は考えているのですが、だからと言ってそれはいわゆる ”ヤマカン” ではないということです。色んな経験や知識に基づいた ”カン” です。そういった点から考えると、感性を磨くことって非常に大事なんですよねぇ。私自身社会で生活していて多くの人と関わりますが、そういうことを考えて生きてる人も気付いている人も余りいないよなとは思ってるんですが。

ちょっと話が逸れてしまいましたが、この部分については非常に重要なことだと思ってるので、またどこかで機会を見つけて書き綴ってみたいなと思います。果たして本当に書く日はくるのか!?

いずれにせよ、さくらに評価額を左右された一年でありました。



 

新規または追加取得銘柄一覧

合計取得金額 ¥4,698,938(新規¥3,015,530 / 追加¥1,683,408)

  • 日清製粉(2002) 新規
    • 特定500株 @2,058 ¥1,029,440

買付時点における経営成績から想定できる株価上昇、株主優待、配当金などを総合的に勘案し、保有しました。タイミング的に住石ホールディングスの売却益があったことも一つの要因なのと、これまで余り株主優待を意識してこなかったため、貰ってみたいという遊び心もありました。

  • JTP(2488) 追加
    • NISA400株 @1,035 ¥414,198
  • 北の達人(2930) 新規
    • NISA2,000株 @198 @396,198

以前より気になっていた銘柄で、保有のタイミングを伺っていました。現時点において、更にここから下落状態にあるため、場合によっては追加取得も検討している銘柄です。

  • ブロードバンドタワー(3776) 追加
    • NISA500株 @154 ¥77,088
    • 特定900株 @154 ¥138,700
  • ピクスタ(3416) 新規
    • NISA500株 @819 ¥409,698
    • 特定400株 @948 ¥379,398

決算短信において、定額制の顧客が増加していること(安定感)と、生成AI向けに画像を提供する(先進性)という点が記載されていたことが買付のポイントになりました。

あとは、発行株式数の少なさに加え、代表者の持ち分が多いこと、自社保有割合が高く浮動株が少ないことから株価の大きな上昇が見込めることや配当金の分配を始める可能性がある点も大きなポイントでした。配当は狙い通り出てくるようになったので、あとは株価の上昇を待つだけです。

もちろん買付時点において株価が良い具合に低迷しており、買付水準であると判断できたことや資金があったことも大きなポイントです。

  • ネクストジェン(3842) 新規
    • 特定600株 @712 ¥427,398
  • ソレイジアファーマ(4597) 追加
    • 特定300株 @38 ¥11,450

年末の最後の最後にアルチを買い付けた後の残金で追加取得しました。基本的には以前より取得している分も含めて丁半博打なのですが、今回はNISAで、尚且つより割安なところで取得したという感じです。

  • 古河機械金属(5715) 新規
    • 特定200株 @1,866 ¥373,398

現在、金価格が連日最高値を更新していることは多くの方が知るところではあると思いますが、以前より資源価格の高騰には注目していたこともあり取得した銘柄です。一応知らない方のために補足しておくと元々は足尾銅山を運営していた会社が前身?母体?であり、銅価格が上昇している、または今後も上昇し続けていくことを見込んで買い付けました。これは資源とはいっても金だけでなく、データセンター需要などの金とは別の要因によって銅価格も同じように高騰していくことを睨んでということです。

資源はこれからも注目していきたい、もしくは注目度および重要度が高いテーマだと考えています。

あと、これは買付後に気づいたことですが、なにげにPERやPBRから判断した株価そのものもだいぶ割安だと思います。最近はこの辺りの指標も参考にしてますが、この当時はまだまだよく理解していませんでした。

  • アルチザネットワークス(6778) 追加
    • NISA1,200株 @554 ¥665,174
    • 特定700株 @538 ¥376,798

投資においてすごく重要だと思うポイントについて先に触れましたが、アルチに芽があると見込んでいるのは大前提なのですが、そのいわゆる感覚で勝負をしたいと感じさせてくれるのがこの銘柄です。というのも、過去に複数回売買をしていますが、悪いイメージがないというか、なんか今のところ相性が良いといえばいいのか。つまりは上手く儲けさせてもらってる銘柄なんですね。というわけで、評価額だけで言えばさくらインターネット(3778)が一番大きいのが現状ですが、買付金額で見るとこちらはブロードメディア(4347)に次いで2番目に大きい水準です。

そんなこんなで謎の運命を感じている銘柄でチャンスがあればまた追加取得をしたいと考えていて、株価次第では更に100万円ほどの投入を検討中です。



 

今後の展望について

とまぁ、24年に取得した銘柄についてはちょっと一部割愛で進めさせて頂きまして、今後の展望を書いてこの回を締めたいと思います。

現在3月期の本決算発表に突入し始めており、ここから本格化していくわけでして、これは各企業の今後を占う一つのポイントになるわけですが、ご存知の通り少し前に発表され、世界に衝撃を与え、大暴落を呼んだトランプ関税なるものが目の前に立ちはだかっているわけです。実際にファナック(6954)は業績発表を控えたわけですが、この影響が目に見えるのは少し先です。多くのアナリストの方なども言ってますが、本当に先行き不透明だと私自身も感じます。影響のほどを計れません。現在は米株、日本株の全体指数、その他多くの個別銘柄においても少なからず反発していますが、場合によってはこれが一時的な反発に過ぎず、二番底を付ける可能性も考えられます。そのため、今回の暴落では資金が準備しきれなかったこともあるのですが、何も買付を行わなかったというか、行えなかったというか。これが吉と出るのか凶と出るのか、現時点では本当に何も言えない状況かなと。ただし、いずれにしても影響を受けにくい銘柄や出遅れ銘柄などが徐々に選別されて浮き出てくるのは間違いないため、狙い目はここと考えています。

基本的には今年もNISA枠を埋めるぐらいにはとりあえず投資していきたいのですが、先にも書いたように昨年470万入れてあるので、もし余り上手く見極めができなければ最悪この状態でも良いかなという頭でもいます。

いずれにしても先に述べたようにまだまだ不透明感を拭えない相場状況であることに違いはないので、とりあえず第1四半期の決算ぐらいまでは様子見かなと。

では、今回はこの辺りで締めくくって次は本決算の振り返りをできればよいかなと思いますが、どうかなー。なるだけ時間を割いて書くようにしたいと思います。



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