


えーっと、書き綴るつもりはなかったというか、そこまで時間を取れると思っていなかったのですが6月は少し面白い結果が出たこと、そして初めて月間最終損益が1900万円を突破することで過去最高にもなったことなど色々と重なったので半期の振り返りと併せて記したいと思います。数字的には2,000万円を突破してからでいいかなと思ってたんですけど。今の一部の銘柄の勢いを考えると近々届いてもおかしくはないとも考えてますし。でもまぁ気が向いたときにね、なんでも。
6月単月の結果について
まず初めにですが6月の面白い結果とは何なのかというところから始めたいと思います。
端的に何が起こったかというと、マイナスになった日がプラスの日に比べて極端に少なく、21営業日中わずか6日(プラス:マイナス=15:6)という結果であったことに加え、マイナスになった日の数字も二桁万円はわずか1営業日のみでその他の日においても数値が極端に小さい日が殆どで、もはや日々の評価額がプラスしかないような月間になったということです。いやぁ、これってなにげになかなか見れない結果なんですよ。こんなに毎日プラスになって、尚且つ圧倒的にプラスの数字が大きいなんて。まぁ、はっきり言ってどうでもよいことではあって、無茶苦茶個人的な感想でしかないんですけどね(笑)
でもね、改めて何が面白いって大きく跳ねる銘柄があって月間のパフォーマンスが無茶苦茶良いことはあっても、ここまで日々平均的に評価額が伸び続ける月間って経験上ほんとにそんなにないんですよね。結果からみれば①さくら(3778)②ブロメ(4347)③JTP(2488)などの評価額や持ち分が大きい銘柄が伸長したことがこの結果に繋がってるんですが、その一方で他の銘柄も大きく下落するものがなかったことや、ポートフォリオ内で各銘柄の日ごとの上げ下げが絶妙にマッチしたことも一つの大きな要因と言えるでしょう。ある種のポートフォリオ論ですね(笑)いや、笑うとこでもないか。自身の全体の評価額を考えるときにポートフォリオがうまく組まれているかがいかに重要なことであるかというのがよくわかる事例と言えそうです。またこの辺はコラムとしていつか・・・いや、その内にでも書き綴り・・・ろうかな!

半期の取引を終えて
さて、この半期はというと完全にトランプ関税に翻弄された期間でした。半期を終える6月末の時点においては実際に影響が出てくるのはこれからということだったわけですが、現在9月に入り26年3月期決算銘柄の第一四半期が出揃ったタイミングであり、これからも影響が続くとはいえこの段階における影響が結果として可視化されました。結果として実際の業績に対して個別の株価のパフォーマンスもさほど悪くなければ、日経平均そのものが最高値圏にいることも含めてその言葉に踊らされた期間だったと言えるでしょう。
この間の私自身の成績についてはというと月間パフォーマンスをご覧頂くとわかるように基本的にはそのまんまトランプ関税に引っ張られるような動きをする結果となりました。というか、殆どの方がそういう感じになったんじゃないかなとは思いますが。
今後の投資戦略と銘柄について
今後はここからの戦略と考察に入りたいと思います。
ポイントとなるのは ①トランプ関税の影響を受けた今回の決算に対する現状の株価 ②現時点の全体相場とこれからの動向 ということになるでしょうか。先に述べたようにトランプ関税の影響を受けた決算であったことから、自動車や鉄鋼など大型で注目度の高い企業の決算はネガティブなものが多かったにもかかわらず株価自体は堅調かと思います。もともとトランプ関税による減益自体は多くの企業が見込んで予想を立てていたわけですので、そういった意味では余りネガティブインパクトが大きくなかったと言えるかもしれません。ただし、ポイントは先ほど申し上げた通り今後この影響がどれぐらい尾を引いてくるかであったり、株価で言えばどのように状況を織り込んで動いていくかを見極めることが重要となります。
また、トランプ関税に重きを置いた話をするのであれば業種においては影響を受けにくいため、この辺りの銘柄を物色するのもひとつのポイントになってくると考えています。
というわけで、最後に今後個人的に注目していきたい個別銘柄に関する記述をしてこの回を終わりにしたいと思います。こちらは半期終了時点における考察ではなく、投稿日前後である9月初旬を前提とした内容なので、お間違いなきようにどうぞ。
今回はブログとかでよくある★マークとか付けて買い推奨度みたいなのやっちゃいます(笑)というわけで、5段階です。一応注釈を付けておきますが、私の現在のポートフォリオの状態などもあるので、そういった状況も含めた個人的な考察になりますので悪しからずということで。
情報通信(総合デジタル・人工知能)
日本通信(9424) ★★★
業績の伸びは悪くなく、現在進めている取り組みから想定できる将来性とそれに付随してくる株価を考慮すると現株価は割安と判断しています。ただし、取り組みが思ったように進捗していかなかったりすると小型株のわりに発行株式数が多いので期待値が急激に下がるかなと。テクニカル的にはまだ潜る可能性もありますが、現時点で仕掛けても十分悪くない水準とみてますので現在の急先鋒銘柄の一つです。
ブロードバンドタワー(3776) ★★★★
上記に近い感覚です。現在既に保有しているので、追加取得を検討しています。ただ、ポンツーにしろ、こちらのBBTにしろ配当性向が悪い点は一つ難点かなと。ポンツーに至ってはゼロなので。ただし、こちらの銘柄は業績次第では乗せてくる可能性があると感じていて、元々の株価が割安なため、1円乗せてくれるだけでも急激に配当性向が上がることを考えるとそこも含めて今後への期待値は悪くないかなとみています。
医療DX
コニカミノルタ(4902) ★★
ここ最近の赤字体質からの脱却への取り組みを進めている日本を代表する企業の一つである同社ですが、少しずつ形にはなってくるんじゃないかなと。元々の売上が大きいので、売上が伸びずとも経営指標のひとまずの改善は目指していけると考え、その点を考慮すると現株価は少なからず割安であり、且つ配当性向が伸びてくる可能性も十分あるように感じています。
都市鉱山
金価格の高騰がよく話題になる昨今ですが、資源には注目しています。既にその筋では言われていることではありますが、現在そしてこれからの未来にかけて金属価格は飛躍的に向上していくのは間違いないだろうと。で、私ももちろんそう見ており、株式の分野では関連銘柄を保有してはいませんが、実はそれ以外の部分で少しずつ取り組み自体は進めていっています。そんなこんなで株式でも関連銘柄を保有したいという思いはあり、それに伴い以前から目を付けてはいるのですが、なかなかタイミングを見つけられないというか、上手く合わないというか。
エンビプロ(5698) ★★
現時点におけるPER・PBRから見た割安感に加え、単純な株価の安さもありますが業績の伸びという部分に関して多少の不安があるかなと。つまり今後うまく株価が伸びていくかどうかの雲行きが若干怪しくね?っていう。配当率も悪くなく、来季限りのオマケですが現株価を基準として20万円程度の投資でクオカードの優待があるのもグッドなんですけどね。
フルヤ金属(7826) ★★
業績と現在の株価、テクニカルから判断すると掴んでも良い水準にくる可能性はゼロではないかなと。ただ、個人的には現時点では様子見銘柄です。
ライフサイエンス
北の達人(2930) ★★★★
こちらもポンツーやBBTのように小型のわりに発行株式数が多いことに起因して一株益が小さく配当性向が悪くなりがち銘柄の一つですが、元々の営業利益率が高く、単純に事業上のリスクが小さいことやまだ業績的な部分で今後に対して見込みがあること、更に最近の配当を意識した経営方針などを鑑みると全体的に投資妙味があるとみてよいと考えています。こちらもBBT同様に既に保有しているため追加取得検討銘柄なんですが、前回取得時より株価が割安になっていることも個人的にはポイントとなっています。まぁ、ここいらへんでいい加減底打ちじゃないかなと。
ユーグレナ(2931) ★★
コニカミノルタに近い感覚で、こちらも慢性的な赤字体質からの脱却を目指した取り組みを進めている日本を代表するSAFベンチャーとして知られる企業です。今期は一時的な赤字が発生していますが、こちらも改善は少なからず進んでいくんじゃないかなとみており、それに伴い株価も改善してくると読んでいます。また、赤字体質からの脱却は株主を意識してのことだと何かで読んだ?気がするだけで勝手な想像だったかもしれませんが、そうであれば黒字体質が定着すれば徐々に配当を出してくる可能性もあるとみており、そこも含めて投資妙味はあるかなと考えています。
ロボティクス
安川電機(6506) ★★★
AIと紐付けて考えたときに今後の展開に面白さがありそうだなと思う銘柄です。まぁ、ちょこちょこ言われてもいますけどね。株価的にはもう少し底打ちを様子見しながらで良いかなとは思いつつ、現時点で狙いを付けたいと思わせる水準かなと。一つの目安はコロナショック時の最安値2020年3月17日に付けた@2,295です。ここを起点に考えると@2,300前後が仕掛け所とみています。配当は現水準での維持を前提に考えると3%程度見込めることになりますので、この数字も悪くないですね。
